三宮 歯医者|神戸三宮谷歯科クリニック 住所:〒651-0087 神戸市中央区御幸通6-1-20 電話番号:078-414-8470

歯磨きをすると血が出る

歯磨きで血が出る(出血)原因

歯磨きで血が出る(出血)原因 歯磨きをした時に、歯ブラシに血がついているということはありませんか?

原因はさまざまですが、何らかの異常を知らせるサインですので、適切な対応をとり、必要に応じて歯科医院を受診するようにしてください。

歯周病

歯磨きで出血が認められる場合、まず疑われるのは歯周病です。
歯周病というと「中高年のお口の病気」と思われるかもしれませんが、実は若い方にも起こり得るものです。未治療の方をあわせると、30歳以上の実に80%が歯周病だと言われています。その中には軽度の歯周病も含まれますが、歯周病は進行するほど治療に時間がかかるやっかいな病気です。
お早めに当院にご相談ください。

歯磨きをする力が強すぎる・歯ブラシが硬い

歯磨きをする力が強かったり、歯ブラシが硬いと、歯茎や舌が傷つき、出血の原因となります。
歯ブラシは、力が入りすぎないようにするため、親指、人差し指、中指の三本の指で持ちます。また歯ブラシの硬さは、ふつう、やわらかめがおすすめです。
持ち方や歯ブラシの選び方を変えて出血が治まれば、特に治療は必要ありません。

妊娠によるホルモンバランスの変化

女性は妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、歯茎の出血や炎症が起こりやすくなります。
また、一般に食べる量・回数が増えること、つわりで口腔ケアが不足しがちであることから、虫歯や歯周病のリスクも高くなります。
妊娠前に必要な治療を済ませ、かつ予防に取り組んでおくのが理想です。妊娠してからも、応急処置などは可能ですので、お困りでしたらご相談ください。妊娠中期であれば、虫歯・歯周病の本格的な治療を行うこともできます。

全身疾患による影響

一部の疾患の影響により、歯茎からの出血が起こりやすくなります。
糖尿病、高血圧、白血病、肝硬変、ネフローゼ症候群、多発性骨髄腫、血友病などがその代表的な疾患例です。
これらの疾患が疑われる場合には、各専門の医療機関をご紹介します。

生活習慣の乱れ

過労、寝不足、ストレスといったことが重なり免疫力が低下すると、歯茎が刺激を受けやすく、出血も起こりやすくなります。
生活習慣の乱れを自覚されている方は、まずその改善に取り組みましょう。

歯磨きで血が出た時の対処法

歯磨き方法を見直す

毛先のやわらかい歯ブラシを選ぶ、親指・人差し指・中指の三本の指で歯ブラシを持つといったことに注意し、優しく磨きます。
また、正しい方法できれいに磨き、プラークの量が減ると、歯茎の炎症や出血も起こりにくくなります。歯ブラシに加え、デンタルフロス・歯間ブラシ・洗口液なども使いましょう。歯茎の炎症を抑制する効果のある歯磨き粉なども有効です。

歯科医院で定期検診・クリーニングを受ける

口内のプラークが多いと、炎症・出血が起こりやすくなります。また、歯周病のリスクも高くなります。
磨き残したプラーク、プラークが石灰化した歯石を歯科医院で取り除いてもらいましょう。
検診時には、虫歯や噛み合わせチェック、歯磨き指導も受けられます。

生活習慣を改善し、免疫力を高める

規則正しい生活を送ること、十分な睡眠をとること、ストレスをうまく解消するといった生活習慣の改善に取り組めば、免疫力が高まり、歯茎からの出血の予防につながります。

妊娠中の口腔ケアを見直す

妊娠中は、お口の中が汚れがちです。
食事回数が増えてもできる限り食後は歯磨きをする、歯磨きが難しい時は口をゆすぐ、キシリトール入りのガムを噛む、唾液腺マッサージをするなどして、お口の中の清潔を保てるようにしましょう。

歯科医院で歯周病治療を受ける

出血に加え、歯茎の腫れや退縮、口臭、歯のぐらつきなど、歯周病が疑われる症状が認められる場合には、歯科医院でその診断・治療を受けましょう。
歯周病は、症状の乏しい病気です。症状が現れているということは、ある程度進行している可能性があります。

まとめ

歯磨きの際に血が出るという場合、その出血はほとんどの場合、歯茎からのものです。
歯磨きの際の力が強すぎる、歯ブラシが硬い、生活習慣が乱れているといった場合には、その改善により、出血が治まることが期待できます。
しかし、原因が歯周病は全身疾患にある場合には、患者様だけでは対処できません。出血が続く、頻繁に起こるといった際には、お早めに当院にご相談ください。
妊娠中の方も、お腹の赤ちゃんの健康を守りながら、可能な範囲で治療やクリーニングをさせていただきます。

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